日本最大の労働組合の会長も担い手おらず難航|グローバルユニオン

連合の次期会長選びが難航しています。

昨日、JAMの芳野友子氏の昇格で一応の決着を見たようですが、これまでの候補者は相次いで固辞するという異例の事態です。

連合の神津里季生会長の後任選びで、当初有力視されたのは事務局長の相原康伸氏だったのですが、出身母体の自動車総連がこれにNOを突き付けました。

さらには、UAゼンセンの松浦明彦会長に打診するも断られるという事態。

そもそも、我が国のナショナルセンターたる連合の会長に立候補者が出ないという異常事態です。

誰も、労働組合の最高幹部にはなりたくないという姿勢です。
しかし、各産別や単組の親分ではいたいというのが本音のようです。

これはいったいどういうことなのでしょうか?

連合会長といえば、公人に近い存在、全労働者の代表としての顔を持つために、しがらみが多いのも事実です。
しかしながら、産別、単組レベルであればお山の大将として、大いに権勢を振るうことも可能です。
こういったところに、会長立候補者ゼロの実態があるのでしょうか?
この国の労働組合のリーダシップを取れる既存労働組合幹部はいないということを示してしまったのかもしれません。

次期衆院選では、立憲民主党と国民民主党の溝をどう埋めていくのか、民間六産別と旧総評系労働組合の溝をどう埋めていくのか、非常に舵取りの難しい時代の新会長誕生となりそうです。