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「組合費を徴収しなければ労働組合ではない」なんて嘘っぱち

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組合費と労働組合

皆さんは、労働組合と聞くと、どのようなイメージを持たれるでしょうか。


・会社内でなぜか強制的に加入させられて、組合費を徴収されるやっかいな存在
・支払っている組合費が一体何に使われているのか、いまいち謎
・主張の内容がやばいし、組合員もやばい人
・やりたくもない政治活動をやらされる納得のいかない組織
・今の日本ではほぼ役に立っていない存在
・すでにオワコン
・一部の極端な意見の人がシュプレヒコールを挙げているだけの、関わりたくない存在

残念ながら、現在の日本では上記のようなイメージが先行し、かつ、ニュース等で稀に取り上げられる労働組合の組合員が非常に偏った考え方を持っており、一般的な労働者の姿とはかけ離れていることから、ごく一般的なサラリーマンにとって労働組合は、役に立たない、「存在意義すらない団体」となってしまっています。
この事実を裏付けるように、日本の労働組合加入率は2割を切っており、OECD諸国の中でも特に低水準です。

では、そもそも、労働組合とは、どのような組織なのでしょうか。

実は、労働組合を作るためには、法律上の規制はありません2人以上の労働者が「結成する!」と宣言すれば、それで結成出来てしまうのです。
もちろん、労働組合法上の保護を受けるためには、都道府県の労働委員会の資格審査を経る必要がありますが、労働組合法上の保護なんて正直、「必要最低限」の保護ですので、問題解決に実行性があるかと言われれば、そうでもありません。

「必要最低限の保護」を受けなくても、労働組合は、団体交渉を申し込むことが出来ますし、団結することも出来ますし、団体行動を取ることも出来ます。これらは憲法で保障されている権利であり、誰にも害することは出来ません。

労働組合とは、本来、このように純粋な思想を持った集団であるはずであるのに、なぜ「やばい左翼の集団」という悪い心証が一般労働者に形成されてしまったのか。「旧来の労働組合」の運営によほど問題があったとしか考えられません

現在、当組合は、組合費を徴収し、左翼活動にいそしみながら政治介入を目論む「旧来の労働組合」から、「まっとうな労働組合ではない」との批難を浴びています。

しかし、そもそも労働組合は、左翼でなくても、民主党や共産党を支持していなくても、政治に興味がなくても、誰でも「自由に」「自分のために」「自主的に」加入することが出来る、「自主性を最大限に重んじた組織」なのです!

そのため、「組合費を徴収しなければ、労働組合ではない」などという戯言は、全くのうそっぱちです。でも、組合費がほしい「旧来の労働組合」は、そう言うしかありませんよね?

当組合は、本来の労働組合の姿を体現すべく「組合費を支払うか否かも自由」「組合活動への参加も自主性を重んじ、自己決定する」という、真に労働者の権利拡充のみにフォーカスした、日本国憲法が本来想定していたであろう純粋な労働組合を目指して、日々活動しております。

毎月給与から差し引かれている「組合費」を利用して、組合幹部がなぜか「会合」という名の宴会を開いていた等、今まで「旧来の労働組合」に疑問を抱いてこられた方は、是非当組合にご参加下さい。
労働者一人一人にしっかりと目を向け、労働者の権利拡充のみに尽力する、真の労働組合として、共に活動していきましょう。

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首都圏青年ユニオン連合会が運営する労働者のミカタです。労働者のミカタは、全てのブラック企業やブラック団体から、健全に働く労働者を守ります!

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